日常的に、「ノートを書く」という習慣はありますか?
私は妊娠中のころから、気づいたことや考えていること、計画などを「ノートに書く」ということを続けているのですが、やっぱりノートに書くことって大切だなと感じています。
今回は、ノートに書くことの2つのメリットについて書きます。
ノートは別に書かなくても生きていける
日常的にノートをつける習慣がない方や、ノートを書く時間がもったいない、めんどくさいと思う方もいるかもしれません。
たしかに、ノートに書かなくても別に生きていけるし、特に生活に支障もないです。
しかし、1日のほんの数分だけでも、「ノートに書く」ということをするだけで、人生が良くなっていったりすることもあると思うのです。
私はノートに書くメリットって色々あると思いますが、その中でも特に
・頭の中が整理される
・客観視できる
という2つがやっぱり大きいメリットだなと思います。
この2つについて書きます。
頭の中が整理される
1つめのメリットは、「頭の中が整理される」ということ。
頭の中だけでぐるぐる考えていると、いろんな思考が出てきて、考えがまとまらないということがあると思います。
そういう時に、一旦ノートに全部書き出してみるということがすごく効果的です。
例えば、何かにモヤモヤしているとします。
そこで、ノートを取り出し、
・今何にモヤモヤしているのか
・モヤモヤしている理由は何なのか
・それはどんな感情なのか
・どうなったら解決されるのか
・そのためにはどうすればいいのか
といった問題を紐解くための質問を書き出し、頭の中に出てきた言葉をそのまま字に書き起こしていくのです。
そうすることで、「なんとなくモヤモヤ」という状態から、「何にモヤモヤしているのか」が明確になり、その原因がわかれば解決策を探すという次のステップに進めますよね。
このようにして、ノートに書き出すことで、頭の中を整理整頓することができます。
頭の中を整理して悩みの本質を知る
「ノートに書かなくても、頭の中で整理できる」という人もいるかもしれませんが、そういう人に限ってまた同じことで悩んでいたりします。
昔の私も、気づけば何度も同じようなことで悩んでいた、ということがありました。
意外と、頭の中で整理して解決したつもりが、結局本質的な悩みを解決できていなかったりするのかもしれません。
本質を考えるためにも、ノートに書いて頭の中を整理することが大事なのだと思います。
客観視できる
2つめのメリットは、「客観視できる」ということ。
何かに悩んでいると、「つらいつらいつらい…」「もうどうすればいいかわからない…」という感じで、どうしても悲観的になり、ネガティブな感情にフォーカスしてしまいますよね。
しかし、ノートに書き出すと、「自分の悩みや感情」が文字になることで客観的に見ることができ、冷静に考えることができるのです。
例えば、友達から何か相談をされた時って、自分の事のように親身になって考えたりはするけれど、悩んでいる当の本人ではないので、その悩みを客観的に見ることができますよね。
すると、「え、それって、こうすればいいよね。」ってあっさり簡単に答えが見つかったりしませんか?
それと同じで、「悩みを解決するには具体的にどうすればいいのか」を冷静に考えてあげることができるんですよね。
実は客観視できている場合もある
で、ここで1つ厄介なのが、
「どうすればいいかわからない」=「本当はわかっているけれど行動に移せない」
ということだったりします。
本当は客観的にも見れているし、どうすればいいのかもわかっているのだけど、それを行動に移すことができない・・・という場合もあるのです。
何かに悩んでいる人が、「正論じゃなくて、ただ共感の言葉がほしいだけ」と思うのと同じ感じですね。
これはまた、行動力とかマインドの話になってくるので、ここでは詳しく書きませんが・・。
何かに悩んでいる時は、「客観視できていなくて解決ができない」という状態であることが割とよくあることだと思うので、そのためにノートに書いて一歩離れて自分の悩みを見るということをしてみるのがおすすめです。
自分ごととして考えるとわからなかったことが、案外あっさり解決するかもしれません。
今日からノートに書く習慣をつけよう
というわけで、ノートに書くメリットについて書きました。
いつも考えていることや感情、自分の理想の姿、計画やアイデアなど、頭の中の言葉をそのまま文字にしてみてくださいね。
最後におすすめの本をご紹介します。
「メモの魔力」という本が流行りましたが、私もこの本に書いてあるメモの書き方がすごく良いなと思って参考にしています。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) 新品価格 |
ノートを書くという習慣をつけるのも最初は大変だと思いますが、慣れると書くことが楽しくなってきたり、書くことですっきりするようになったりすると思います。
習慣をつけるためには、「自分を変える習慣力」という本がおすすめです。
新品価格 |
それではまた!