”絵本の読み聞かせが、こどもにとって良い影響を与える”
というのは昔から言われています。
でも、なぜ良いのか、具体的にどんな効果があるのか、という部分を意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか。
実は、その効果はなんと8つもあります・・!
そう、読み聞かせは本当に良いことづくしの教育なのです。
私も妊娠中に読み聞かせについて調べていたのですが、「へえ〜そんなにたくさんの効果があるんだ」と読み聞かせのすごさに感動しました。
ということで、絵本の読み聞かせの効果と、買ってよかったおすすめの名作絵本(目安:0〜1才)、そして絵本の読み聞かせをするときに私が意識していること(自己流)を紹介します〜。
絵本読み聞かせの8つの効果
1.ボキャブラリーが増える
まずボキャブラリーが圧倒的に増えます。
なぜなら、絵本の中では、普段の日常会話の中でなかなか使わないような言葉もたくさん使うからです。
例えば日本語には「オノマトペ」という擬音語・擬声語・擬態語を使って気持ちや様子を表現したりしますよね。
絵本ではそういった表現が多く使われているので、自然とボキャブラリーが増えるのです。
2.想像力や思考力がつく
そして、絵本は想像力や思考力がつきます。
さまざまな絵本の世界の中で、この先はどうなるのかな、どんな結末になるんだろう、といろんなことをイメージすることができます。
不思議の国のアリスとかはまさに子どもの想像の世界の話ですが、ほんとうに子どもの想像力は無限大なのです。
大人はいろんな不安や限界を決めて想像することをやめてしまいますが、子どもの世界では、”なんだってできる”のです。
そういった意味で、大人は子どもから学ぶことって多いんじゃないかなって思います。
3.知的好奇心がつく
どうしてだろう?、どうやってこうなるんだろう?、といった知的な好奇心が育ちます。
そして解決したり、なにか新しいことを知ることができたときに喜びを感じることができ、さらにもっと学びたいという気持ちになるのです。
これはもっと知りたい、学びたいといった学習意欲につながるので、子どものころから知的好奇心がつくと大人になっても仕事に意欲のある人になります。
4.集中力がつく
集中力もつくようになります。
運動が大好きな活発な子や、言語がまだあまりわからない赤ちゃんは、ぜんぜん絵本に集中しなくて諦めているママも多いかと思います。
私の娘もまだ1才なので、集中するときはすごく楽しそうにしてくれますが、半分は集中しません。
絵本を読み始めても別のおもちゃで遊び始めたり、絵本をどんどんめくったり破いてしまったり・・。笑
でも、諦めなくて大丈夫です。絵本の読み聞かせを習慣づけていれば、だんだん興味をもつようになって絵本に夢中になる日がくるようです。
なので絵本を破いたりしてしまっても、落ち込まなくて大丈夫ですよ。
5.本が好きになる
そして、本が好きな子になります。
私も小さいころはよくお母さんと図書館にいって、読書手帳をつけていたりしました。
今でも覚えていますが、たしか小学生のころ「ペギー・スー」という本の世界観が好きで、著者に手紙まで送った記憶があります。
中学生になってからはどっぷり部活動にはまって本をあまり読まなくなりましたが、大学生になってからまた本を読むようになり、今も本は好きでたくさん読みます。
本は世界が広がるし多くの影響を受けるので、子どもにもより多くの本に出会ってもらいたいですね。
6.コミュニケーション力がつく
ボキャブラリーや、想像力、知的好奇心などがつくことで、コミュニケーション力もつきます。
コミュニケーションはもちろん話すのもそうですが、聞く力の方が大事だと言われていますよね。
絵本の中では、思いやりの大切さなどの人間関係なども学べるので、相手を思いやるコニュニケーションに繋がってきます。
7.親の愛情を感じられる
密着しながら優しく語りかけるように読み聞かせをすることで、子どもは安心して愛情を感じます。
スキンシップにより、「オキシトシン」という愛情ホルモンが分泌されるのです。
愛情たっぷりに育てることで、子どもはすくすく育ちます。
8.心を成長させる
そして、絵本の読み聞かせは心も成長させます。
ママの声の抑揚や調子、または表情から感情というものを知り、感情表現豊かになります。
絵本から、喜怒哀楽というものを学んでいるのです。
絵本読み聞かせのときに意識していること
次に、絵本の読み聞かせのときに私が意識していることです〜!
声に抑揚をつける
まず声に抑揚をつけることを意識しています。
それも大げさに。大げさにやるくらいがちょうど良いです。たぶん。
大きな声になったり、小さな声になったり、高い声を出したり、低い声を出したり・・・
淡々と読むより、飽きずに集中してくれます。
低い声を出すとなぜか割と楽しんでくれるということがわかったりして、面白いです。
感情を表現する
絵本の世界に入り込んで、登場人物になりきって感情表現します。
楽しいときはテンション高めに、悲しいときは悲しそうに。
楽しそうに読む
やっぱりママが楽しそうに読んでいると、子どもも”絵本は楽しいものなんだ”と思って、一緒に楽しんでくれます。
絵本に飽きても落ち込まない
まだ小さい赤ちゃんだと、なかなか集中力がなくなってしまって絵本をめくる方が楽しくなっちゃったり、ほかのおもちゃのところに行ってしまったりしますよね。
そんなときでも、今は絵本の気分じゃないのね〜というかんじで落ち込まず、ほかのおもちゃで遊びます。
絵本を開く習慣があれば、そのうち本大好きになってくれます。
おすすめの絵本(0〜1才)
まず最初に買ったのが、この全3冊の”こどもははじめてであう絵本 どうぶつセット”。
0歳から読み聞かせできます。
絵本のサイズもコンパクトで、文も一文が短くて読みやすい。
「いないいないばあ」も定番の絵本。
「ばあ〜!」と真似するようになると、とっても楽しい絵本ですよ!
「だるまさん」シリーズも定番でみんな笑う絵本ですよね。
「ぷっ」とか「ぷしゅー」とか、赤ちゃんが好きな音がたくさんあるので、それが面白いんだと思います^^
これは友人にプレゼントでいただいた絵本ですが、これもとってもお気に入り。
朝から晩まで一日中、ママと子どもがいろんなことで遊びながら、「だいすきぎゅっぎゅっ」とハグして1日をすごす、愛情いっぱいの絵本です。
ぐりぐらシリーズも定番です。
「ぐ〜りぐ〜ら」と歌いながら読むのも楽しめるポイントです。
はらぺこあおむしも名作で、しかけ絵本です。
絵も鮮やかで目にも刺激的で良さそう。
くだものは、スイカやイチゴなどのリアルな絵がとってもすてき。
パクパク食べたふりをしながら読むととっても楽しいですよ。
赤ちゃんがお洋服のお着替えをして、あんよやお顔をちょっとずつ出す絵本。
お着替えの練習をするときにも良いかも。
まるてんいろてんは、いろんな色やいろんな丸の大きさ・数を楽しむ絵本。
てんてんと指で指しながら遊ぶのが楽しいです。
以上、絵本の読み聞かせについてとおすすめ絵本でした!